はじめに
相鉄沿線は、私の住まいがあることもあり、大好きなエリアです。
日を追うごとに開発が進み、住み良くなっています。
住みよくなるとともに、物件の価格も上昇しました。
今回は、現状の市況の見直しと、今後の展望を考えてみました。
※西谷駅から大和駅に限定したのは、個人的に特になじみのあるエリアだからです。
このブログは、今後記事の更新を続ける予定です。
※記事はAIに下書きと構成を作らせ、株式会社アクセス・ワンのスタッフである筆者が監修しました。
住まい探しをしている「ママ友」のために調査し、ブログ形式で記事にしています。
この記事は今後、写真や動画を加え、進化させていく予定です。
私の年代的に相鉄線と言えば「黄緑色とオレンジ色」の6000系車両です。
アイキャッチには6000系車両のカラーリングを採用しました^^
共通トピック(沿線の背景)
- 2019年の相鉄・JR直通線、2023年の相鉄・東急直通線の開業で、都心・新横浜アクセスが大幅改善。特に二俣川~新横浜は概ね10分台の想定で利便性が向上、沿線の実需・賃貸需要を底上げしています。
相鉄グループタウンニュース東京交通情報 - 地価(住宅地)は旭区・瀬谷区ともに2025年公示で前年比+3%台と上昇を継続。過度な加熱ではないが緩やかな上昇基調です。
横浜市公式サイト
駅別サマリー
西谷
- 賃貸:家賃相場(間取り混在の平均)6.15万円。ワンルーム~1Kは5万円前後。直通線分岐駅で単身~DINKS需要が堅調。
アットホーム+1 - 売買:新横浜線効果で駅近・小規模地の引き合いは底堅い。旭区の地価は20.36万円/㎡(前年比+3.2%)。中古マンションは横浜市内全体で成約単価・日数とも高止まり傾向。
横浜市公式サイトLab.iYell - 投資:ワンルーム投資は利回り圧縮気味(首都圏全体で投資用区分の売出価格が上昇)。駅力の改善で空室リスクは低下方向。
不動産経済 - 展望:直通線の利便性を織り込みつつ、金利動向次第で横ばい~緩やか高止まり。
鶴ヶ峰
- 賃貸:家賃相場 6.82万円。1LDKは8万円前後、3LDKは12万円前後。ファミリーと単身のバランスが良い。 アットホーム
- 売買:旭区平均の地価上昇(+3.2%)を背景に、駅徒歩圏の中古マンション・戸建ては引き合い安定。横浜市内の中古マンションは成約単価上昇・在庫タイト。 横浜市公式サイトLab.iYell
- 展望:価格は横ばい~やや強含み、賃貸は転入超過期(春)に成約が動く見込み。
3LDKの家賃相場12万円は約4250万円の住宅ローンを35年返済(変動金利1%)で借りたときの月々の返済額と同等です。
上記条件で3400万円の借入をした場合、月々の返済額は約95,980円です。
これに修繕積立金と管理費が25,000円程度加わる場合が多いですので、毎月の支払いは12万円くらいになります。(駐車場・駐輪場の費用は別途要)
※ローン条件:借入期間/35年・変動金利1.0%(年)の場合。
条件に近い物件が1件ありましたので、シュミレーションしてみました。

3,298万円で販売中の物件です。
リノベーション済のマンションです。
管理費と修全積立金の合計金額は、約28,140円です。
3298万円を35年(変動金利:1%)で借りた場合の毎月の返済額は約93,100円です。
返済額と管理費・修繕積立金を合わせた金額は121,240円です。
実際の金利は0.6%程度になりますので、これよりも下がる場合が多いです。
二俣川
- 賃貸:家賃相場 6.88万円。急行停車・相鉄本社エリア・再開発効果で単身~ファミリーまで底堅い。
アットホーム - 売買:新横浜直通メリットが大きい。旭区の地価上昇率+3.2%が示す通り基調は堅調。中古マンションは市内平均で価格・日数ともに高止まり。
横浜市公式サイトLab.iYell - 展望:新築マンションは供給薄、築浅中古の競争は強め。金利が安定なら横ばい~微増。
二俣川は過去20年物件価格が上昇し続けたしたエリアです。
駅周辺の開発も進み、景観は大きく様変わりしました。
価格の上昇はひと段落ついているようですが、まだまだ下がる気配はありません。
希望ヶ丘
- 賃貸:家賃相場 6.21万円。1K・1LDKの供給が多く、8~9万円台の1LDKも流通。 アットホーム+1
- 売買:駅徒歩10~15分の中古戸建需要が底堅い価格帯。市況(神奈川県全体)は中古戸建・中古マンションともに価格は高止まり、成約はやや選別化。 Lab.iYell
- 展望:ファミリー移住は続くがローン負担感から“価格適正化=横ばい”の公算。
希望ヶ丘は落ち着いているエリアです。
過去10年大きな変化はありませんが、住宅地エリアでの開発により新築住宅は増えました。
三ツ境
- 賃貸:家賃相場 6.68万円。旭区と瀬谷区の境界でファミリー比率高め。5~7万円帯の選択肢が豊富。 アットホーム+1
- 売買:生活利便と価格バランスで中古戸建・土地の回転良好。旭区の地価は+3.2%。 横浜市公式サイト
- 展望:価格は横ばい基調、角地・整形地は相対的に強い。
三ツ境は駅周辺の大きな変化はありませんが、住宅地開発による新築住宅は増えました。
ローゼン・オーケーと買い物は便利なエリアです。
聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院は三ツ境駅から徒歩約12分(約1km)です。
瀬谷
- 賃貸:家賃相場 6.75万円。HOME’S指標でも1K 6.6万円前後、1LDK 約8.9万円、2LDK 約11.7万円が目安。
アットホームLIFULL HOME’S - 売買:瀬谷区の地価は18.86万円/㎡(前年比+3.4%)。駅近で70㎡・6,000万円前後の新築分譲マンション事例あり(参照案件)。中古は価格選別進むも成約は安定。
横浜市公式サイトひよし - 展望:分譲の供給は限定的、築浅中古の需給はタイトで価格は横ばい~微増。
瀬谷駅周辺は、大きく変わりました。
南口に、開発により駅直結の複合施設【ライブゲート瀬谷】が出来たり、新築マンション【ブランシエラ横浜瀬谷】が誕生しました。
北側の旧上瀬谷通信施設跡地では【GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)】の開催が決定されており、テーマパーク等の建設も計画されています。
大和(相鉄×小田急)
- 賃貸:相鉄本線の大和駅平均 6.85万円。市全体の賃料平均は6.5万円、間取り別では1K 5.9万円、1LDK 9.0万円。乗換利便で単身~共働きDINKS需要が強い。 アットホーム+1
- 売買:大和市は小田急接続の広域需要を取り込み、戸建・中古マンションとも成約は底堅い(県内市場は価格高止まり=買い手選別)。土地相場は周辺市と同様に緩やか上昇。 Lab.iYell
- 展望:家賃・売買とも“強含み横ばい”。駅近・築浅・管理良好物件は指名買い。
大和駅も相鉄線の「東急直通」による恩恵を大きく受けた駅と言えます。
都心までの交通の便が、改善されました。
不動産相場は大きく上昇し、実勢での売買は堅調です。
「子育て大国大和市」を自称し、子育ての応援を充実させています。
ちなみに、神奈川県内で給食費が無料なのは南足柄市・厚木市です。
横浜市は2026年4月から小学校の給食を無償化する方針と発表されています。
売買カテゴリ別の現況(沿線共通の傾向)
中古マンション:神奈川県エリアはREINS統計で成約単価が上昇トレンド、在庫はタイト。横浜市内は特に強い。購入側は“管理状態・駅距離・築浅”で選別。 Lab.iYell
中古戸建:価格は高止まりで成約は堅調。駅徒歩圏や準耐火・駐車2台など条件良い物件は早い。 Lab.iYell
新築戸建:建築コスト高の影響で“駅近・狭小地の価格上振れ”が続き、郊外では販売ペースに差。 Lab.iYell
新築マンション:首都圏の新規供給は限定的、神奈川全体でも価格上昇・販売は選別化。沿線では駅徒歩・生活利便の良いピンポイント供給が中心。 不動産経済
土地:旭区20.36万円/㎡(+3.2%)、瀬谷区**18.86万円/㎡(+3.4%)**と“緩やか上昇”。戸建用地の実需は底堅い。 横浜市公式サイト
投資物件(区分/一棟):首都圏の区分供給価格は上昇、利回りは圧縮気味。相鉄沿線は直通効果で空室リスク低下方向も、キャッシュフローは厳しめ—賃料・管理費・修繕計画の精査必須。 不動産経済
今後1年の展望(総括)
金利の先行きが最大要因。現状水準なら売買は横ばい~微増、賃貸は堅調を想定。
需要の核は「都心直通の通勤利便」と「新横浜アクセス」。駅徒歩×築浅×管理良好は引き続き強い。
価格面の上振れ余地は限定的。買い手は“割高感”を感じやすく、指値が通る局面もありうる(特に築古や駅距離がある物件)。
比べている時期と根拠(データ出典・数値の詳細)
賃貸(駅別の家賃相場)
- 相鉄本線の駅別平均(直近3カ月掲載物件ベース)
西谷 6.15万円/鶴ヶ峰 6.82万円/二俣川 6.88万円/希望ヶ丘 6.21万円/三ツ境 6.68万円/瀬谷 6.75万円/大和 6.85万円。いずれもアットホームの「家賃相場」ページの駅平均(“すべて”)を引用。 アットホーム - 瀬谷の間取り別(HOME’S、毎週金曜更新/駅徒歩10分以内の独自推計):1K 約6.6万円、1LDK 約8.9万円、2LDK 約11.7万円。 LIFULL HOME’S
- 鶴ヶ峰(アットホーム、直近3カ月掲載物件ベース):駅平均 6.82万円、1LDK 8.02万円、3LDK 11.99万円。 アットホーム
- 横浜市旭区の賃料水準(参考):区平均 6.45万円、1LDK 8.06万円、3LDK 12.33万円。 アットホーム
土地・地価
- 横浜市 令和7年(2025年)地価公示 概況
旭区:203,600円/㎡(前年比+3.2%)、瀬谷区:188,600円/㎡(+3.4%)。横浜市「地価のあらまし(令和7年)」より(住宅地・区別平均)。基準日は2025/1/1。 横浜市公式サイト
売買(中古マンション・中古戸建・市場全体)
- REINS(東日本不動産流通機構)月例マーケット:
神奈川県の中古マンション成約単価は上昇基調、在庫はタイト、中古戸建も価格高止まり。引用レポートは2025年時点の最新月例。駅別ではなく県・市域の指標を用いています。 Lab.iYell
新築マンション(供給・価格感)
- 首都圏新築分譲マンション動向(2025年):供給は選別化、価格は高水準。神奈川も同様トレンド。 不動産経済
- 沿線の個別事例(参考):ルピアコート瀬谷駅前 70㎡台で5,998万円(2025年時点)。周辺の実勢観測として記載。 ひよし
直通線(沿線価値の背景)
注:駅別の売買価格(実勢平米単価や成約件数)は公的統計が“駅”粒度で公開されていないため、本稿では(1)賃貸はポータルの駅別相場、(2)売買はREINSの神奈川県~横浜市の広域指標、(3)土地は区平均の公示地価で近似し、(4)ピンポイントの新築事例を補助的に用いています。駅徒歩・築年・方位・管理状態等で体感価格は±10~20%程度ぶれる点をご留意ください。
